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唾液検査

カリエスリスクレーダーチャートと唾液検査の結果判定

唾液検査では虫歯の要因である“虫歯の原因菌の量”や“唾液の質”などを得ることができます。
これらの要因をレーダーチャートに描画して線で結ぶことでカリエスリスク(虫歯のなりやすさ)を視覚的に捉えることができます。
作図された多角形が大きいほど虫歯リスクが低く、小さいほど虫歯リスクは高くなります。
カリエスリスクレーダーチャート
カリエスリスクレーダーチャート
ミュータンス菌の数 ラクトパチラス菌の数 飲食回数 プラーク蓄積量 フッ素の使用状況 虫歯の経験歯数(DMFT) 唾液の量と質 唾液緩衝能 ミュータンス菌の数
ミュータンス菌は食べ物に含まれる糖や炭水化物を分解して強い酸を出す細菌です。
数ある虫歯菌の中でも代表的な細菌で、非水溶性グルカンというネバネバした物質を出して歯に強固に吸着し、勢力を拡大していきます。
ミュータンス菌の判定

■ 治療と予防対策
食後活発になるミュータンス菌に非水溶性グルカンを作る時間を与えないためには食後の歯磨きが大切です。
また、ミュータンス菌のほとんどは2歳前後には定着するため、この時期の感染に気をつけることも重要です。つまりお子様への感染リスクを低下させるには、母親のミュータンス菌の量を減らす必要があるということです。

口腔内の衛生状態を保つためにも定期健診は欠かせません。
ご家庭での口腔ケアを充分におこなうためには、定期健診時のPMTC(歯の専門的クリーニング)と高濃度のフッ素塗布を続けることが大切です。
ラクトバチラス菌の数
ラクトバチラス菌は乳酸菌の一種で酸素の有無に関係なく生存できる細菌で、ミュータンス菌と同様に強い酸を出します。
虫歯はミュータンス菌が歯を溶かしながら細菌の定着しやすい環境を作り、そこにラクトバチラス菌が定着・共存して、さらに進行していきます。
ラクトバチラス菌の数

■ 治療と予防対策
ラクトバチラス菌は多くの場合ミュータンス菌よりも後発的な細菌です。そのため足がかりとなるミュータンス菌の増殖を抑えることが大切です。
酸素がなくても生存できるため深い虫歯やつめ物の中でも活動します。

糖分の大量摂取を控え、口腔内を衛生に保ち、虫歯になっても早期発見・早期治療ができるよう定期健診を受け、古くなったつめ物などはチェックしてもらいましょう。
飲食回数
飲食回数の判定
食事をとると2~3分で口腔内のphが酸性に傾き“歯が溶ける脱灰”が始まります。
そして食後約20~40分経つと唾液の力によって口腔内のphが上昇し、“歯を修復する再石灰化”が始まります。
このように歯の表面は溶けたり再生したりを繰り返しています。しかし、この脱灰の時間が長く続いたり、口腔内の酸性度が高いと“歯は溶けてばかりになり”虫歯リスクは増加してしまいます。

飲食回数

■ 治療と予防対策
規則正しい食生活によって脱灰と再石灰化のバランスは良くなります。
“だらだら食い”をやめるなど継続的な生活習慣を身に付けましょう。
就寝中は唾液の分泌が低下するため再石灰化が機能しないため就寝前の食事も禁物です。

飲食回数
プラーク蓄積量
プラーク蓄積量の判定
プラーク(歯垢)は水分と細菌、および細菌の代謝物です。バイオフィルムとも呼ばれますが、このプラーク1mg中にはなんと1億を超える細菌がいます。
このことからプラークの量は虫歯や歯周病のリスクに直接関わってきます。

■ 治療と予防対策
日頃の口腔ケアでプラークの蓄積を抑えることをプラークコントロールと言います。
しかし、歯の溝や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目など磨きにくいところが多く歯磨きだけでプラークを完全に除去することは困難です。
デンタルフロスや歯間ブラシの使い方をマスターすると共に、歯科医院で定期的にPMTC(歯のクリーニング)を受けましょう。
フッ素の使用状況
フッ素の使用状況
エナメル質にフッ素を取り込ませると結晶構造が強固になり酸に溶けにくい性質になります。
またフッ素は再石灰化(エナメル質の修復)の促進や細菌の働きを抑制する性質を持ちます。

このことからフッ素使用の有無は虫歯リスクを判断する材料になります。

■ 治療と予防対策
高濃度のフッ素を直接歯面に塗布するフッ化物歯面塗布法が虫歯リスクを抑えるもっとも有効な方法です。市販されている低濃度のフッ化物の含有された歯磨剤や洗口剤を併せて利用されるとより効果が高まります。
虫歯の経験歯数(DMFT)
虫歯の経験歯数(DMFT)
現在の虫歯、処置済みの虫歯、虫歯で抜歯した歯の総数より割り出された数値で、当然のことながら年齢を重ねるに連れて数値は増えていきます。
虫歯の多い方の数値は高く、虫歯になりやすい傾向であることがわかります。

■ 治療と予防対策
虫歯が平均より多い少ないを知ることは、これから積極的に予防に取り組んでいく上でのモチベーションになります。
何事もモチベーションは大切です。
年齢的な見解をお伝えしますのでしっかり受け止め、健康維持に努めましょう。
唾液の量と質
唾液の量と質
唾液腺から分泌される唾に胃の消化を助ける消化液の役割だけでなく、お口の健康を維持する大切な役割を担っています。
殺菌や浄化、異物混入の阻止のほか、口腔内のpHをコントロールする緩衝液、エナメル質を修復する再石灰化などはすべて唾液の役割で、その量や質は虫歯リスクに大きな影響を及ぼします。

■ 治療と予防対策
唾液量の低下は口臭悪化やドライマウス(口腔乾燥症)、様々な病気の感染にも繋がります。
以下のような原因が考えられ、生活習慣を見直すことで改善できることが多々あります。

1、疲労の蓄積や過度なストレス、体調不良時
2、軟食が多い。食事の時あまり噛まない・飲み込む。
3、口を開けっ放し・口呼吸(呼吸は鼻呼吸が基本です)
4、薬剤の副作用(抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤など)
5、ビタミン不足、または過度な摂取
6、加齢による唾液腺の萎縮

また、唾眠中は唾液の分泌が止まるため就寝直前の飲食は虫歯リスクが跳ね上がるますので充分な注意が必要です。
唾液緩衝能
歯を溶かす酸はプラーク中の細菌によって産生されます。
唾液は唾液緩衝能という“酸を中和する能力”を持っており、そのほとんどは唾液に含まれる重炭酸塩によるものです。
重炭酸塩は食事をした時に出る唾液(刺激唾液)に多く含まれており、よく噛む(咀嚼)ことでその量は増えます。また唾液分泌量が多いと重炭酸塩も増えるため、虫歯リスクの個人差となって現れてきます。

唾液緩衝能

■ 治療と予防対策
唾液緩衝能が高まれば、歯を溶かす脱灰の時間が短縮され、歯を修復する再石灰化の時間が長くなります。
唾液緩衝能と唾液量は比例関係にあります。
つまり唾液量を増やせば、重炭酸塩も増えるためプラーク中の酸を中和する効率が増すことになります。

乳幼児や妊産婦、病気の方などは、よく噛む(咀嚼)ことができず唾液の分泌も少なくなりがちです。唾液緩衝能も低下するため十分な注意が必要です。

患者様ご自身で虫歯リスクを知ることは虫歯予防の早道です!

虫歯リスクを知ることは患者様ご自身の弱点を知ることです。

ご自身で改善できること、できないことはあります。
しかし、唾液検査をすれば患者様にあった口腔ケアや予防プログラムを立てることができます。

言葉だけで“虫歯予防は大切です”と説明するよりも、わかりやすく説明することができ、患者様の予防に対する意識が高まり、モチベーションアップにもなります。

目の前の虫歯予防はもちろんのこと、将来の健康のために、ぜひ唾液検査をご活用ください。
当院は完全予約制です。
急患の方は、お電話で症状をお伝えください。

どの程度の痛みかなどを具体的にお伝えいただけると対応しやすくなります。
いきなりのご来院はお待たせすることがありますので、ご理解をお願いいたします。
公開している電話番号は患者様専用です。
患者様の迷惑にもなりますので、業者様以外のお電話はお控えください。
患者様専用ダイヤル 0467-44-1070
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